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2019年03月20日

きむちんからのお手紙 − 2019年3月号 −

きむちんからのお手紙 − 2019年3月号 −

南の方から、そろそろ桜前線の便りが届く季節となって来ました。
この冬は暖かかったですね。
ちょっと喜んでいられないほど暖かく、この反動が夏に来そうな雰囲気です!

さてと…今月は何を題材に話したものやらと、まとまらぬ頭に悩んでいた” きむちん” です。
じつは今月3月は、がんこ本舗の決算の月なんですが、また今年度も皆さまの支えで去年よりも製造量が増えました。これで創業から27期連続の売上げ高アップですm(_ _)m←感謝。
自慢話ではなく、これって製品ってか(もちろん性能の評価もしていただいた上で) 会社の方向性を支持し続けてきていただいた皆さまのお陰だと思います。ほんとにほんとにほんとにm(_ _)m
がんこ本舗は、1992年、奈良で産声をあげました!それから東京に移り、さらに永遠の活動拠点となる茅ヶ崎へ。
しかし2011 年の東日本大震災がきっかけとなって、工場を富士吉田から福岡に移し、住まいも変え、ラボを新設し現在に至ります。もっと長く経営を継続されている諸先輩方にはヒヨッ子扱いでしょうが、経営に疎いきむちんですから、倒産の危機は2度3度とありました!販売代金が入金される前に、材料を仕入れなきゃいけなくて、つい無理をして支払い代金が底をつき、取引先さまに何度となく支払いを先延ばしにしてもらってやりくり!!

早目に申し出れば潔いのだけれど、来る日も来る日も、通帳の残高が足りないことに怯えて夜も眠れない日々を過ごし、ぎりぎり漸く支払い日直前に電話を握り…なんて日も、何度も経験しました(汗)
多くの会社への支払い日である月末が近づくと恐怖心の塊だったなぁ。
責任感や罪悪感、自己嫌悪に逃避願望。繰り返し繰り返し襲ってくる波状攻撃に、心身共にぼろぼろになってた10 年間が間にはある。諦めなかったのは、海への想い。

どんなに辛くても、どんなに自分がダメ人間でも、海はいろんな表情で助けてくれた!
もちろん、旨い魚も提供してくれた!!
海には親代わりになってもらっていた。だから海のために働けた。
反骨精神が強いから、頭ごなしに正論を言われても、テコでも動くものか!と、意地を張って生きてきた。
正しいとか、善とか聞くだけで押し付けがましくて嫌い。でも悪いことはもっと嫌い!カッコよくないから。
そう単純じゃないよね。腐りかけのフルーツって甘くて美味しいし!魚屋さんで売ってる魚は死んだものだけど、 死にたてだから活きが良くて旨いとか(冷笑)
複雑な事情も、どちらにも言い分ってあるじゃない⁈そんな中で生まれた言葉がエコよりもニコッ!!笑顔って美しい~!!!
あぁ美意識で捉えると、シャイな自分にぴったり(笑)たくさんの人と美意識の共有がしたいんだなぁ~
あらためて!がんこ本舗は、エコよりもニコッで海をまもる会社です。



きむちん WED 20/03/2019