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2022年04月25日

きむちんからのお手紙 − 2022年4月号 −

きむちんからのお手紙 − 2022年4月号 −


 
こんにちは。
 
下火とは言え、まだまだ予断を許さない感染症が、恐怖を煽る中にありながら、ロシアが一方的に侵攻して始まったウクライナ戦争により、世界中の平和バランスが粉々になったこの2箇月でした。
一体いつになれば、こころの春は訪れるのでしょうか。
インターネットの普及で、世界は時間や空間を超えて身近なものになり、リアルでそして凄惨な情報が毎日入ってきています。
 
今の子どもたちに、果たして未来はあるのでしょうか?
 
たかだか15人ほどの町工場に出来ることはあるのか!?と、ニュースを見ながら自らに問い続け、悩み苦しみました。
欧州では、核攻撃による放射能の被害を少しでも減らすために、政策として、内部被曝を軽減する目的で安定ヨウ素剤が配布されたり、容易に購入出来るようになってきている国もあります。過剰なまでの被害者意識を持つ、軍事大国の指導者の暴挙を、世界は防げずにいます。またどちら側の支持に回った国であれ、こころの恐怖は底知れぬものになっています。
宇宙全体から見て、まだ発展途上にある若い星・地球。科学が未発達な状態での骨肉の争いから抜け出る術は、哀しいかな無い。
 
もし地球にまで飛来するだけの科学力を持った宇宙人さんなら、この現状をどう見ているのか?知りたくなりました。
そして今日(こんにち)も日進月歩を続ける科学について調べて見ました。
15人の町工場の一民間研究者、きむちんに出来ることはないのかと…
 
ありました☆
それは、これからの未来に”予定調和”が訪れる時に完成する「核弾頭を無力化する技術」についての記述です。
これが2003年に発表された原文(英文)です⇒ PDFはこちら

 
大正15年に生まれ、令和2年に94歳で都天に還られた、ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊氏による論文です。
要約では「核爆弾がどこにあっても、また誰が所有していても、核爆弾を検出し、破壊するために超高エネルギーニュートリノビーム(1000 TeV)を利用できる可能性を論じた。」と、なっています。
今は無理でも、既に19年も前に世界の平和を切望して書かれたものがあったのです!!
きむちん(泣)つい最近まで、調べもせず、全く論じてもいませんでした。さらに、身近なひとに聞いてもご存知の方はいませんでした。何故、こんなにも情報が発達した世の中で、知らないことだらけなんだろう!調べれば出てくることなのに…
わたし達は、争うことに躍起になっています。勝ち抜く!生き抜く!生き残る!それがいきものに与えられたテーマのように。
だから見えなかったのかも知れません。
 
そうです!生き方を変えましょう♬ひとりの力で一生かかっても出来ないことは山のようにあります。
でも口にしてください。お願いです。必ず未来には核の脅威はもう無くなるんだと!!そんな技術が開発されるからと!!
最後に小柴昌俊氏のこの論文の結論から引用させてください。
 
“私たちは、この種の装置、その格下げされたバージョンでさえ、ある無責任な組織によって大量破壊兵器として使われる可能性があるという根拠のない懸念に強く反対する。むしろ、これまで非現実的とされてきた「世界政府」 という古い理念が復活する契機となることを期待したい。”
 
どうか口にしてください。 1000年先の未来の子ども達のこころには、愛と平和と感謝が満ちていることをイメージして^_−☆

 
きむちん TUE 19/04/2022