きむちんからのお手紙 − 2022年6月号 −
こんにちは♪
博多は、梅雨の中休みでちょっと蒸し暑いお天気です。
がんこ本舗の福岡本社は、例年のゲリラ豪雨に備えて、工場の屋根と外壁の全面改修の最中です。
台風含めて２度の浸水を経験していますので、工事の完了が待ち遠しいです♬
待ち遠しいと言えば、【信仰の対象と芸術の源泉】として世界遺産に登録された富士山に漸く日常が戻りつつあります。
本年は富士山八合目3,250m にある天拝宮・烏帽子岩神社が３年ぶりに開かれます。御神体は、江戸冨士講所縁の東京・世田谷の冨士山大祠を７月17 日に御出立なされ、静岡・富士宮の修行地を巡り、翌18 日海の日に山梨・富士吉田より八合目に入られます。神職である、きむちんもこのお伴として、登拝（とはい）をさせていただきます。行者姿の一行が唱える” 六根清浄御山快晴（ろっこんしょうじょう、おんやまかいせい）”の唄声が富士山北口登山道に響きます。
ちょうど450 年前に「天地平安、萬人安福」の真願を立てて頂上に至るこの［天空への巡礼道］を開かれた御開祖・角行様が磨かれた御鑑（おかがみ）が御神体となっており、亡くなってなお続く角行様の真願成就に向けた御修行にお伴させてもらうのです。
さて６月５日は、「世界環境デー」でした。
我が国の環境省も６月を「環境月間」に定めてさまざまな行動を促しています。
—今、一国の軍事侵攻が世界を危機に陥れています。食糧もエネルギーも不足が予測されます。軍事費は嵩み、物価は上昇、感染症の影響もあって景気が低迷する中で我々の家計も圧迫されています。〈原料費も約20％上昇していますが、知恵を絞りギリギリまで価格維持に努めています〉やはり戦争は、最も醜い環境破壊なのですね。一方では人類の「気づき」に基づいて、生物の多様性が議題に上っているというのに、人類の多様性すら否定する戦争行為はどうすればやめさせられるのでしょう？
それでも、我々はそこに問い、学び、前進しなければなりません！！
学問とは、いかに己が知らないことだらけなのかを知るためにするものだと思います。先ずは『恩』を学びましょう。
自然の恩・先人の恩あっての我々です。言い換えましょう！『恩』を与えてくれた自然・『恩』を与えてくれた先人の偉業を学びましょう。
さぁ、来月も千年先のひとびとに『恩』を送るぞ！！到底返せない『恩』もあることを学び、未来に送ります♬
環境は、自分たちの手で変えられます。
SUN 19/06/2022 きむちん
